ヒートマップをどう使えばウェブ申し込みが4割増える?
ただ、専門社員が解析やコンサルタントなど全てを行うと料金を下げることが難しいため、顧客は大手企業に限られている。そこで、18年秋に第三者割当増資によって三井物産などから調達した約6億円を活用し、自動化に向けた開発を加速する。
現在の料金はコンサル費も含め月50万―200万円。三井住友カードやバニラ・エア、横浜銀行など大手企業中心に400社以上に納入実績がある。例えば、中古車販売店「ガリバー」を展開するIDOMでは、トップページに「すぐ車を売りたい人」と「迷っている人」が選びやすい中古車無料査定の入り口を別に配置。早く売りたい人の入り口は赤の目立つデザインで、入るとすぐ情報入力スペースを設けた。迷っている人向けは、読み物のコンテンツを充実させた。その結果、オンライン無料査定の申し込みが4割増えた。
同社の改善支援サービスの特徴は、ヒートマップなどの解析データを徹底的に活用すること。CVした人としなかった人との比較では、CVしなかった人はどこを見ていたか、どこでページを離れたかを詳細に分析する。このため、改善するには、一定規模の人数がウェブサイトを訪れている必要がある。CVの改善効果は平均20%で、中には3-4倍の改善効果が出たものもあるという。
石川社長は、Eコマースサイトを運営する会社で働いていた経験がある。当時、ヒートマップなどがあっても、経験則でサイト改善が行われていたのを見て、データを活用したサイト改善支援サービスを始めた。
