キム・ウンジョン【写真:Getty Images】

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日本では“もぐもぐタイム”が話題のカーリング 韓国では“カールズデイ”として人気沸騰

 平昌五輪カーリング女子。日本は21日夜に初の準決勝進出をかけて、スイスと対戦する。日本では試合中にお菓子を食べる“もぐもぐタイム”が話題を集めているが、先に準決勝進出を決めている開催地・韓国でも、カーリング女子チームの人気が沸騰している。

 韓国のスポーツ紙「スポーツソウル」は「“アイドル顔負けの人気”…新入門の妖精“メガネ先輩”キム・ウンジョン」と題して、“アイドル級”の人気を集めるカーリング韓国代表チームを特集している。

 韓国はここまで7勝1敗で予選リーグ首位で準決勝進出。日本に敗れた以外は全勝と、快進撃を続ける女子チームには、韓国で人気のアイドルグループ「ガールズデイ」にかけて“カールズデイ”という愛称がつけられているという。

 同紙は「この平昌冬季オリンピックで“カールズデイ”女子カーリング代表チームの人気がすごい」と紹介。特に主将を務める、キム・ウンジョンが人気を集めているようで、「ガールクラッシュ(女性が女性にはまること)は多くの女性ファンの“入門”を誘発させている」と伝えている。

主将のキム・ウンジョンはトレードマークのメガネが話題沸騰

 キム・ウンジョンは眼鏡がトレードマークの27歳。同紙はカリスマを漂わせるスキップだとし、「トレードマークであるメガネ越しに相手を圧倒する、冷静で冷たい眼差しと“ヨンミ”と呼ぶ力強い声。ガールクラッシュで重武装した彼女にインターネットユーザー達は“メガネお姉さん”“メガネ先輩”などのニックネームをつけた」としている。

 “メガネ先輩”人気は韓国全土に広がっているようだ。記事によると「最近SNSなどではキム・ウンジョンを称賛する言葉が続いている。競技中の姿はもちろん、明るく笑ったりメガネを外したりする写真まで登場した」とその人気ぶりを、驚きをもって報じている。

 韓国では、「東亜日報デジタル」が「男心を撃つ10大美女」のトップに日本代表の藤沢五月を取り上げるなど、“カーリング美女”への関心が高い。日本が決勝トーナメント進出を決め、“日韓戦”が実現すれば、会場は熱狂的なファンで埋まりそうだ。(THE ANSWER編集部)