バルサ新監督候補のクーマンが古巣での指揮を熱望 「バルサを率いることは私の夢」

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▽バルセロナの新監督候補に挙がっているエバートンのロナルド・クーマン監督は、古巣で指揮を執ることに強い関心を示している。イギリス『ガーディアン』がスペインメディアでのインタビューを引用して伝えている。

▽先日にルイス・エンリケ監督が今シーズン限りでの退任を発表したバルセロナは、現在助監督を務めるフアン・カルロス・ウンスエ氏、現ビルバオ指揮官のエルネスト・バルベルデ氏と共にクーマン監督を後任候補に挙げているといわれている。

▽現役時代に故ヨハン・クライフ氏が率いたドリームチームの一員として、バルセロナ史上初のチャンピオンズリーグ制覇などに貢献したクーマン監督は、古巣で指揮を執ることが自身の夢の1つであると語っている。

「多くの人が私のことをバルセロナの人間だと認知しているだろう。私はあのクラブでプレーヤーとしても人間としても成長したし、彼らは私のクラブへの愛情も知っている」

「プロフェッショナルの監督として、私には2つの夢がある。1つは私の母国(オランダ)の代表チームを率いることだ。そのチャンスはあったが、私はエバートンへの義務感のためにそれを退けた」

「もう1つの夢は、いつかバルサで指揮を執ることだ。それは紛れもない事実だ」

「ただ、私は現在エバートンのために働いている。我々には非常に強力でエキサイティングなプロジェクトがあり、現在は来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けて全力を尽くしている」

▽バルセロナで指揮を執ることが「いつかの夢」と語ったクーマン監督だが、その夢を実現するのは来シーズンなのか、それとも遠い将来なのか。