【米国はこう見ている】岩隈久志が「チームの劣勢覆す」力投 指揮官も称賛「素晴らしい投球」
ここ4戦で20失点、岩隈が7回途中1失点の力投で連敗止める
8日(日本時間9日)の敵地ロイヤルズ戦で今季チームトップの9勝目(6敗)を挙げたマリナーズ・岩隈久志投手をスコット・サーバイス監督が称賛している。球団公式サイトが「イワクマがマリナーズの劣勢を覆す投球」との見出しでレポートしている。
マリナーズ投手陣はここ4試合で20失点を喫し4連敗。7日(同8日)のロイヤルズ3連戦初戦も3-4と競り負けており、記事では「投手陣があまりは機能していなかった」と伝えた。しかし悪い流れの中で迎えた一戦で、岩隈が奮闘。4回に先制点を許したものの、7回途中を5安打6奪三振1失点の力投を見せ、チームの3-2の逆転勝利に貢献した。
記事によると、サーバイス監督も好投の右腕を称賛。記事の中で「素晴らしい投球だった。みんな、めまぐるしい活躍を見せてくれた」とコメントし、「今夜は何と言っても投手がよく活躍してくれた」と称えたという。
また、岩隈は今季初めてバッテリーを組んだスクレとのコンビに手応えをつかんだようで「彼は僕の投球スタイルを知っている。それにどのように打者からアウトを取るかも」、「気が楽でした」とコメントしている。
チームはこれで連敗を4で止めて、再び貯金を「1」とした。4連勝の後で4連敗と好不調の波が激しいマリナーズはここから巻き返すことができるか。