トロフィーを手に笑顔の2人

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 3日、都内のホテルでGTPA(日本ゴルフトーナメント振興協会)主催の2005年度ルーキー・オブ・ザ・イヤーの表彰式が行われた。受賞者は、男子:宮里優作(25)、女子:横峯さくら(20)の両名。

 宮里が「身の引き締まる思い。最近は成績がついてきていないけど、この賞をよいきっかけにして、日本のゴルフ界を盛り上げていきたい」と力強く語ると、横峯も「女子ゴルフは盛り上がっているので、今年もそのお手伝いが出来ればな、と思います」と笑顔で話した。

 2005年、宮里はフジサンケイクラシックの5位タイが最上位。横峯はツアーフル参戦1年目ながら、2勝をあげて賞金ランキングで4位に入った。

<宮里優作>
「ポンと肩を押されたような感じですね。今年は日本ツアーが主戦場になりますが、秋はアメリカのQTを受けようと思っています。まだ優勝してないんで、開幕戦から勝ちに行くつもりでがんばります。」

横峯さくら
「今年は5試合に1回くらい休みたい。去年は(1試合しか休まなかったが)、モチベーションを持っていくのが大変だった。最低3勝を目標にがんばりたい。オフは、キックボクシングとか、プロレスとか、テニスとか、トレーニングか分からないけど、一応体を動かしてるからトレーニングになるのかな……。ラウンドは2日に1回位しているので、ショットの精度は上がってきてます。」

●新人賞の選考基準(GTPAのホームページより抜粋)
男子はツアープレーヤーに転向してから、女子はプロテスト合格後またはプロテスト合格者以外ではじめにTPD登録をした者でそれぞれ最長3シーズン以内(海外ツアーを含む)で、且つその年度の獲得賞金上位者の中から人格面、マナー、エチケット、将来性を加味し選考する。