舞い上がるは、雪……じゃなくて塩!

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雪にワクワクするのは、私だけでしょうか? 雪が舞い散る日は空を見上げ、口を開けて待ち構えたりして。
それをインテリアに転化したのが、お馴染み「スノードーム」。球形のガラス容器に模型が入り、その上を白い粉(雪)が舞い散る置物のことです。私も、買おうかどうか迷ってるんだよなぁ。

……ん? なんだ、これは!? ちょっとスペシャルな「スノードーム」を発見してしまいましたよ。雑貨店「うちる」が発売しているのは、その名も『OH! SUMO-DOME!』 (税込1,080円)。以下、略して「スモードーム」とでも呼びましょうか。

では、実物をご覧ください。……もしかして、商品名から予想できてました? そうなんです。ドーム内にそびえるは、お相撲さんです。
でも、ただお相撲さんなだけじゃない。肝は、そのシチュエーションです。「スモードーム」を見てると、思わず「に〜し〜っ、◯◯やま〜!」と呼び出しの声が聴こえてきそうな気が。ドーム内は、まさに取り組みの寸前。塩を宙に舞わせる力士2人の睨み合いが展開中でした。

もう、おわかりですよね。スノードームの「スノー」が、お相撲さんの放り投げる「塩」に早変わりしているわけです。
「相撲好きの友人へのプレゼントを探していて見つけました。『東京』にこだわって作られているスノードームですが、楽しいダジャレネーミングもステキです!」(同店・担当者)
激しく降れば振るほどに雪……ではなく塩が舞い上がる仕様です。

そんな『スモードーム』の、主な購入層について。
「相撲ファンの方がご自身で、または海外在住の方へのプレゼントに……と購入される方が多いです」(担当者)
スノードームの相場にしては価格がリーズナブルなので、一挙の複数購入ケースも多いとのこと。なるほど、確かに海外お土産にピッタリかもしれません。

ちなみに同店、「東京」をテーマとしたスノードームをもう2種取り扱っています。
●東京タワーなど東京の建造物がそびえ立ち、小さな“東京の夜景”が楽しめる『COOL TOKYO! 夜バージョン』
●銭湯研究家・町田忍氏の監修により、東京の伝統的な破風造りの銭湯が作られた『TOKYO銭湯 ケロリンカラー』
もちろん、そのいずれもが好評です。
「日本らしさを感じられるようなコンセプトで制作されており、東京土産に良いデザインばかりになっています」(担当者)

ちなみにこれらのスノードーム、通年販売されているそう。
「最近は、“スノードームコレクター”の方が多いです。冬のイメージにとらわれず、お探しの方には喜んでいただけるかと思います」(担当者)

いや、でも、私は冬のうちに入手したいなぁ。特に「スノードーム」が欲しい! ……え? あ、そうでしたか。現在、あまりの人気に完売状態で、次回の入荷予定は来年1〜2月頃だそうです。
それまでは、本物の雪を眺めながら我慢かな。
(寺西ジャジューカ)