台湾メディアの自由時報は17日、日本メディアの報道を引用し、サッカー日本代表のアギーレ監督が八百長疑惑でスペインの検察当局に告発されたとして解任される可能性が出てきたと伝えた。(イメージ写真提供:123RF)

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 台湾メディアの自由時報は17日、日本メディアの報道を引用し、サッカー日本代表のアギーレ監督が八百長疑惑でスペインの検察当局に告発されたとして解任される可能性が出てきたと伝えた。

 記事は、アギーレ監督が2011年に行われたスペイン1部リーグの試合で八百長に関与した疑いがあり、見返りとして金銭を受け取った可能性があると紹介。さらに、スペインの検察当局がすでに関係者を告訴していると伝え、本格的な捜査が始まればアギーレ監督もスペイン当局への出頭を要求される可能性があると紹介した。

 また中国新聞社は17日、アギーレ監督が告訴されたことを受け、「アジアカップ前に日本サッカー協会はアギーレ監督を解任する可能性も浮上している」と紹介、今後の見通しとしてアギーレ監督が起訴された場合は「日本代表監督の地位を失うことになるだろう」などと指摘。

 続けて、2015年1月にオーストラリアで開催される「AFCアジアカップ オーストラリア2015」に向け、日本代表は新しい監督のもとで臨むことになるかも知れないと論じた。

 アギーレ監督が八百長疑惑で告発され、日本代表監督を解任される可能性が浮上してきたことについて、中国のネット上では驚きの声などがあがっている。一部のコメントを紹介すると、「八百長なんて中国でしか起きないものと思っていた」、「アギーレ監督の手腕は特にパッとしないし、早くかえたほうが良いだろ」といった声があがった。

 また、冷静な中国人ユーザーからは「われわれは静観するほかない」との声もあり、渦中のアギーレ監督の動向には中国からも一定の注目が集まっていることが見て取れた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)