ガラガラ
3月11日(月)。この段階に至って、初めて第3回WBCを球場で観戦しました。
カードはキューバ対オランダ。
仕事を珍しくセッセと片づけ、試合開始の7時若干過ぎに東京ドームに駆けつけると・・・


「マ、マジかよ・・・」私は言葉を失いました。
スタンドはメ一杯ガラガラだったからです。
試合後に、公式入場者数を確認してみると約7600人とのことでしたが、目勘定ではその半分も居なかったと思います。
おそらく7600というのは、チケットの販売枚数で、その多くは全6試合の通しチケットの枚数だったのでは?と想像します。

そもそも球場での観戦を思い立ったのは、10日(日)の夕方。
日本対オランダ戦の開始寸前でした。
大一番前の高揚感が、仕事が一段落しそうな自分の状況とも相まって「スイッチ」を入れたのです。
しかし、その時点ではチケットが取れるかどうか不安でした。
なにせ、10日のオランダ戦に日本が敗れると、その11日のゲームはまさに崖っぷちのビッグマッチになるからです。

そして、恐る恐るネットで申し込み・・・私の予算に合った安い席の確保に成功しました。ラッキー!

そういう背景があっての東京ドームだったのです。

試合展開は素晴らしかった。
8日(金)の日本対台湾戦にも劣らぬと申し上げて良いでしょう。
それゆえ、彼らの熱戦を大観衆の注目と声援で後押ししてあげられなかったのは残念でした。

もちろん、こんな状況の背景にはあまりに高すぎるチケットプライスがあります。
しかし、侍ジャパン以外には全く関心を払わないファン(本来、それがアタリマエですが)の比率がここまで高かったのか・・・という事実にも、1次&2次ラウンドのホスト国として忸怩たる思いです。