対広島戦3-1で勝ち。オープン戦がいよいよ始まった。球春到来というには少し寒いが、宮崎はどうだったのだろう。


右下のほうにあるプロフィールの画像を更新した。前回頂戴した同じ知人からのプレゼントだが、アップしないまま12年シーズンを迎えるわけにいかない。今年もまた日本一を目指してほしい。

オープン戦は19試合組まれている。その先発に地元大濠高の2年目左腕・川原が先発。確か紅白戦を雨で流して、いきなりの登板に緊張が過ぎたのか、0-3(今年も慣れ親しんだSBOで書きます。ご容赦ください)から、東出に頭部死球でいきなり危険球退場。


初戦に投げさせるのはベンチの期待の表れだが、次回登板があるかどうか。まだ制球を優先すればスピードが落ちるレベルではないだろうか。それよりも、ハートのほうが心配。これくらいで腕が縮こまるようでは、2、3年は登板機会はない。


TV中継があると思って楽しみにしていたが、なかったので詳細はスコア表などから推測するしかないが、新人の嘉弥真が2回無失点。好不調の激しいお坊チャマも3回1安打で抑え、金も2回をピシャリ。新戦力のカストロが1回を2安打2四球と大荒れ。これでゼロに抑えるのだから、まだ未知数だ。

 この時期は投手の仕上がりのほうが早いが、広島はベストオーダーに近い打線を組んできた。一方ホークスはペーニャ、松田、明石が2安打。まあ、結果だけでは今後は占えないが、今年最大のキーポイントのひとつショートは今宮と明石。遊撃は2塁とのコンビネーションが大事だから固定したいが、今宮が明石の打力をシーズン通じて上回るには、まだ早い。経験値もだいぶ開きがある。

 2人とも1塁はできるが外野ももこなす明石がリードしているように見えるが、今宮の強肩も魅力。問題は守備より打順だ。きょうは今宮がショートを守り8番。明石は6番・1塁。これだと開幕後には明石は小久保と代わる。いまは首脳陣も試している時期。2人にとって、ただのオープン戦ではないが、要は実力を試合で発揮した者が勝ち。


それと、2番である。福田がライトで入ったが、本多の1番とともに攻撃のカギを握りそうだ。福田も昨年22盗塁を記録していて、川崎―本多の快足コンビに劣らない。福田はまだ23歳。いまは俊足打者でいいが、将来はもっとウエートを上げて中軸を打てるバッターになってほしいと思っている。


たかがオープン戦だが、今年ホークスがどういうオーダーで戦い抜こうと考えているのか。この打順を見るだけでも楽しい。