それだけではない。同時期に発売されたDVD「ホリプロスカウトキャラバン『JUMP! Haruka Ayase』」(VAP)に収められた、ビキニ姿で海岸を走るシーンではFカップの巨乳が左右に揺れ、見応えたっぷり。また縄跳びに挑戦するシーンでは、ジャンプするたびに揺れる綾瀬のたわわな巨乳をカメラがどアップで捉え、巨乳酔いしてしまいそうなほどだ。

 中でもグラドル時代の綾瀬を語るうえで欠かせないのが、02年に発売されたDVD「treasure〜たからもの。」(ポニーキャニオン)だろう。もともとスポーツが得意の綾瀬だけに、このDVDではビキニで反復横跳びに挑戦。ここでもたわわな巨乳がプルルンと揺れる場面が延々と続く。左右上下に揺れる綾瀬の巨乳をカメラが大きくアップ! まるでH系のイメージビデオを彷彿させる。

 そして、語りのシーンでは思わせぶりな「手コキ」演出も用意されていた。綾瀬はなぜか手になすびを持って登場。独白しながら、黒光りしたなすをシコシコとナデ回したかと思えば、ヘタをいじったり、いとおしそうに愛撫する様子が、当時も波紋を呼んだものである。

 グラビア誌編集者が振り返る。

「まさに彼女が、なすを触る手つきはエロスそのもの。まるで70年代に『りんごヌード』で話題になったグラビアアイドル・麻田奈美を思い出させますね。制作側としては、なすではなくバナナあたりでやらせたかったのでしょうが、恐らく所属事務所サイドが了解しなかったんだと思いますね。それにしてもよくオッケーしたと思います」

「麻田のリンゴ」ならぬ、

「綾瀬のなす」が?お宝? として殿堂入りするのは間違いないだろう。

 しかしこの当時、綾瀬自身は、自分の将来に不安を感じていた。

 彼女を知る芸能関係者が語る。「実は、このDVDのロケの夜、彼女は非常にナーバスになっていた。放心状態の彼女を心配したスタッフが声をかけたところ、『このまま芸能活動を続けていくことができるかなあ‥‥』と言って、泣き出したそうです。ひたすら乳を揺らし続ける毎日に不安を抱いていたのかもしれません」

 だが、綾瀬に舞い込むのは、その後も巨乳グラドルとしての仕事が大半だった。

 さるフリーカメラマンが明かす。

「日韓共催のW杯の応援タレントとして登場した時もジャパンブルーのビキニを着用。ところが、サイズが合わなくてハミ乳全開。まだ無名だったにもかかわらず、一躍、スポーツ紙のカメラマンの間で有名になりました」