なでしこ澤と宮間、2011年の女子FIFAバロンドール候補に選出

写真拡大

 FIFA(国際サッカー連盟)とフランス誌『フランスフットボール』は25日、2011FIFAバロンドール(年間最優秀選手賞)の女子の候補者10名を発表した。リストの中には、2011女子ワールドカップ・ドイツ大会を制したなでしこジャパンの澤穂希と宮間あやが含まれている。

 澤はワールドカップにおいて、主将としてチームをけん引。なでしこジャパンを優勝に導き、大会MVPと得点王に輝いていた。宮間は決勝のアメリカ戦で澤の得点をアシストするなど、正確なキックで高い評価を受けている。2人の他にはアメリカ代表のアビー・ワンバックやホープ・ソロ、ブラジルのマルタらが名を連ねた。

 なお、男子の候補は11月1日に発表され、最終候補者3名に絞られた後、2012年1月9日に受賞者が発表される。

■2011女子FIFAバロンドール候補者一覧

ソニア・ボンパストール(フランス)
ケアスティン・ガレフレケス(ドイツ)
マルタ(ブラジル)
宮間あや(日本)
アレックス・モーガン(アメリカ)
ルイザ・ネシブ(フランス)
澤穂希(日本)
ロッタ・シェリン(スウェーデン)
ホープ・ソロ(アメリカ)
アビー・ワンバック(アメリカ)

【関連記事】
なでしこ、PK戦を制し女子W杯初優勝…澤が得点王に
元米代表監督がなでしこと澤を絶賛「間違いなく完璧な選手」
澤穂希インタビュー「女子サッカーの魅力を一人でも多くの方に知ってもらいたい」
FIFA、ドイツ戦のMVPに決勝点アシストの澤を選出/女子W杯
いつか世界の頂点に、澤穂希が迎える“豊作”の時「夢は見るものではなく叶えるもの」