3日夜ABC局の「Nightline」で、日本のファンの熱烈な歓迎の様子をまじえたアンジェリーナ・ジョリー(33)とのインタビュー内容が放映された。欲しいものはすべて手に入れてしまったという彼女が一番大切にしたいのは、やはり今は家族との時間とのこと。女優業のキャリアについては、もう十分だと感じているようである。


<アカデミー賞へのノミネートについて>
以前オスカーを受賞したことを、とてもラッキーだと感じているわ。 ノミネートされるということは本当に素晴らしいこと。でもね、今の私は『ベンジャミン・バトン』が受賞してくれることを心から願っているの。そう、ブラッドを応援しているってことね。

<『チェンジリング』に出演したことについて>
台本を読んで、その夜は眠れなかったわ。自分自身の身に置き換え、この子達に万が一のことがあったらと想像して怖くなり、気が進まなかったから最初はお断りしたのよ。でも、その女性は本当にすばらしい母親で、強くて一生懸命な女性だったから、どうしても心に強く残ってしまってね。

<自分の出演作品を観るか>
私はどちらかというと、観るよりも演じるプロセスの方が好きね。もともと映画を観ること自体がそんなに好きではないのよ(苦笑)。もちろんブラッドの映画を観ることは大好きよ。

<子供たちはあなたのキャリアをどう思っているか>
(アンジーが声優を務めた『カンフー・パンダ』のアニメが流れる)彼らはおそらく、私が『カンフー・パンダ』に関わったことをスゴイ!って思ってくれているんじゃないかしらね(笑)。

<生活の中で最優先のものは>
子供たち、とにかく子供たちが最優先よ。そしてブラッドの良きパートナーであること、それから国際的な慈善活動、そして…もっと私自身が世界のことを学んでいないとならない、生きている間に色々な大切なことを成し遂げたいと思っているの。

<女優業を退くのではないかと言われているが>
もう十分すぎるほど、私は女優のキャリアや成功に恵まれてきたわ。今は毎朝、目が覚めると自分はなんて幸せなマミーなんだろうって感じるの。キャリアのために映画作りにこの先もずっと関わっていたら、子供たちに学校のお弁当を持たせるといったことが出来なくなるわ。そういう朝を迎えることはイヤなの。

すでに入っている仕事にこの先数ヶ月は携わるものの、意志の固いアンジーのこと、その後はまさに専業主婦になってしまいそうである。その傍らで、慈善事業や国連難民救済活動を続けて行くことであろう。ピーク時に勿体ないと多くの人は言うであろうが、そういう幸せもまたありなのではないだろうか。

(編集部 Joy横手)

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