ACミランのアドリアーノ・ガリアーニ副会長が27日、LAギャラクシーから期限付きで移籍入団中のイングランド代表MFデビッド・ベッカム(33)の、ACミラン残留の可能性について語った。

「LAギャラクシーが彼の放出に合意しなければ、移籍は成立しない。アメリカにも欧州と同様のルールが存在する。しかし、ベッカム本人がACミラン残留を望むのであれば、何らかの行動に移すだろう。そうなれば、我々は彼を大歓迎する。現状では、彼は他クラブの選手であり、我々は真摯に対応してくれた彼らへの感謝の気持ちを忘れてはならない」とコメント。

 チーム編成の実権を握るガリアーニ副会長は続けて「ベッカム本人は、ACミラン残留を望んでいるようだが、アメリカに戻らなければならないことも十分に理解している。ベッカムが(ACミラン移籍に向けて)LAギャラクシーと合意に達するのであれば、我々はそれなりの金額(移籍金)を払う用意はできている。数日中に彼のマネージャーと話し合う予定にしている」と明かした。