ボリビアサッカー連盟のシャベス会長は28日、FIFAがボリビアの首都ラパスでの国際試合開催を許可したと話した。ラパスは標高3600メートルにあり、高地規制の3000メートルを超える。
 シャベス会長によると、FIFAから、ラパスにあるスタジアムは使用可能であると書面で連絡を受けたという。
 同会長は、「我が国の勝利だ。勝者はラパスだ! ラパスでW杯予選を開催できることになった。大統領がチューリッヒに出向いたのが大きかったのだろう」と、チームがコパ・アメリカに出場するため滞在しているベネズエラでラジオのインタビューに答えた。
 ボリビアのモラレス大統領は28日にチューリッヒのFIFA本部を訪ね、ブラッター会長から高地規制の再考を約束されていた。FIFAはその前日、規制の範囲を標高2500メートル以上から、3000メートル以上に変更したばかりだった。