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Canonicalは10月18日(米国時間)、「Ubuntu 18.10:Multi-cloud,new desktop theme & enhanced snap integration|Ubuntu blog」において、Ubuntuの最新版となるUbuntu 18.10の公開を伝えた。最新版は「Get Ubuntu | Download | Ubuntu」からダウンロード可能。

Ubuntu 18.10の主な特徴は次のとおり。

マルチクラウドコンピューティングに最適化。Ubuntu Server 18.10のイメージはすでに主要なパブリッククラウドに用意されており、また、軽量動作と高速起動にチューニングされたコンテナ向けの最小イメージの提供も行われている。OpenStack Rocky、Ceph Mimic、Kubernetes 1.12などを同梱

4100ほどのSnapパッケージを提供。Spotify、Plex、Skypeなどのオフィシャルパッケージあり

ゲームパフォーマンスの向上。AMD VegaM in Intel Kabylake-G CPUs、Raspberry Pi 3 Model B/B+、Qualcomm Snapdragon 845などのグラフィックサポートを改善

最新版GNOME、Firefox、LibreOffice、Chromiumなどを同梱

頻繁なアップデートを避けて数年にわたって同一の環境を使いたい場合は、1つ前のリリースであるUbuntu 18.04 LTSの採用が適切な選択肢になると見られる。逆に、デスクトップ環境などは最新版のほうが優れたUI/UXが提供される傾向がある。