錦織圭【写真:Getty Images】

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消えない故障の連鎖…ナダル、マレーら現状を分析「何より苦悩がある」

 男子テニスの世界ランク22位・錦織圭(日清食品)は31日開幕のブリスベン国際の欠場を発表。さらに同1位のラファエル・ナダル(スペイン)もシーズン初戦、ムバダラ・ワールド・テニス選手権の欠場を発表し、同16位のアンディ・マレー(英国)もブリスベン国際欠場の可能性が浮上。昨季は終盤戦にスター選手が次々と故障で離脱する事態に見舞われたが、来季もスーパースターの健康への懸念が広がりを見せている。

「なんて多くの疑問がビッグプレーヤーたちにつきまとっていることか」と報じたのはイタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」だ。

 記事では、テニス界のスター選手を襲った故障の連鎖がまだ消えていない現状を特集。「BIG4」の一角、マレーは昨季の終盤戦を持病の臀部の故障で欠場し、シーズン開幕戦の地・ブリスベンに出発していないことから、欠場の可能性を指摘している。

 ナダルはグランドスラム2冠を果たし、1位に返り咲いたが、記事では「怪物のような活躍を見せ、トップに復権したにも関わらず、この2か月はケガで苦しんでいる。右膝の状態は良くない」と言及。アブダビでのエキシビション大会を欠場し、ブリスベン国際で初戦を迎える方針を明らかにしている。

錦織は全豪&デビス杯欠場の可能性も…ラオニッチ、ワウリンカも回復不透明

 特集では「NISHIKORI」の名前も登場。「ブリスベンで復帰する予定だったが、延期になった。全豪オープンも棄権するリスクがあり、2月のデビス杯もまた棄権する可能性がある」と記し、右手首の状態から復帰が先延ばしになった錦織が1月のグランドスラム初戦の全豪オープン、2月のデビス杯も欠場する危険性があると分析している。

 同じく終盤戦を離脱した同24位ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)、同9位スタン・ワウリンカ(スイス)の回復具合も不透明な状況で、記事では「何より苦悩がある。疑問と疫病神が忍びこみ、来シーズン開幕に向け、ビッグプレーヤーたちに重たい影が広まっている」と懸念している。

 過密日程、蓄積疲労などで故障者続出という現状に直面しているテニス界。錦織らスターは完全復活を果たし、来季のコートを盛り上げることができるのか。海外でも気を揉む声が上がっている。(THE ANSWER編集部)