小野あつこ

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NHKの幼児向け番組「おかあさんといっしょ」において、"うたのお兄さん"を務めている横山だいすけが17日、同局で行われた会見に出席し、番組卒業を発表。「番組の未来像を考えた」との理由を語り、歴代最長となる9年間の活動にピリオドを打った。

この発表を聞いて、昨年タッグを組んだばかりのうたのお姉さん・小野あつこが「だいすけお兄さん、本当にお疲れ様でした」と述べて号泣。「1年前、何も分からところからスタートした私。たくさん、たくさん支えてくださり、引っ張ってくれました」と感謝し涙を流した。

▼ (左から)小野あつこ、横山だいすけ



▼ 小野あつこ



突然の卒業発表。記者からは「10年という区切りもあったはずでは?」という質問も飛び出した。

横山は「全く考えられなかった」と回答。「一年一年、全力でやってきた。いつも無事に一年が終わるように行動あるのみ。自分では、ここまでやりきった思いがあります」と力を出し切ったこと、今の時点での卒業を決めたそうだ。

会見には、12代目となる新たなうたのお兄さん・花田ゆういちろうも登場して、挨拶をした。「横山さんから引き継いだバトンは9年間という重いもの。大きなプレッシャーを感じていますが、自分のなりのうたのお兄さんを深めていきたいです」と意気込むものを語っていた。

卒業後の活動について横山は「これからも子供たちの顔を見ながら、歌いたいです。生涯そういう仕事ができたらいい」と思いを巡らせる場面も。5月に開催予定のファミリーコンサートでは、ゲストという立場で再登場もするそうだ。

▼ 横山だいすけ



▼ 花田ゆういちろう