学生の窓口編集部

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外見が良い人ほど性格が悪くて自己チュー?そんな話は昔からよく聞きますが、ロンドンのブルネル大学の研究で、どうやら外見と性格は無関係ではない、ということが分かりました。

Evolutionary Psychologyに発表されたブルネル大学の心理学の研究によると、特に男性の場合、外見が良い人はそうでない人に比べ自分勝手になりやすく、男尊女卑で心が狭い傾向にあるそうです。

ちなみに、同じ研究で女性には同じ傾向は見られないという事も分かったそうです。

研究では、125人の男女を3Dスキャナーでスタイル・チェック。男性はウエストと胸囲の差、女性はウェストとヒップの差などからスタイルの良さをデータ化しました。さらに性格診断テストや、一定額の現金を与え、他の人に分けてあげるか、といった実験も行いました。

実験結果は以下の通り

■外見が良い男性は、気前が良くない傾向にある(つまりケチ)。
■女性には同じ傾向は見られない。
■外見の良い男女は客観的に自己中心的という印象を与える。また、公平さに欠ける傾向がある。
もちろん外見が良い人全てがそうという訳ではなく、「例外はもちろんある」と、ブルネル大学の研究者であるプライス博士。「外見と性格の相関関係は絶対的というものではない」とのこと。

ちなみにこの研究では「裕福な男性ほど自己中心的になりやすい」という傾向も出たとか。

ハンサムでお金持ちで性格も良い、という男性はやはり稀少、ということが、学術的に立証された形になりました。が、例外もある、とのこと。その例外に、どうしても期待したくなります。

参考記事
London’s Brunel University researchers suggest link between male attractiveness and selfishness
http://www.news.com.au/lifestyle/real-life/londons-brunel-university-researchers-suggest-link-between-male-attractiveness-and-selfishness/story-fnixwvgh-1227224465238