リコー(大山晃社長)が、グループ全体で2000人規模の人員削減に踏み切った。海外のグループ会社における構造改革に加え、国内で新たに約1000人の希望退職を募る。 近年、リコーは従来の複写機を中心としたビジネスモデルから、オフィス周りのITサービスを拡大し、DX(デジタルトランスフォーメーション)企業への変革を目指している。そうした過程の中で、「最大の課題は収益性の