今年の新潟記念(3歳上・GIII・芝2000m)には桜花賞とオークスで3着だったライトバック(牝3、栗東・茶木太樹厩舎)、マーメイドSを逃げ切ったアリスヴェリテ(牝4、栗東・中竹和也厩舎)など、実績十分の牝馬が多くエントリーしている。そこで近年の新潟記念の牝馬について振り返りたい。 いきなり結論を言ってしまおう。「夏は牝馬」の格言があるが、近年の新潟記念には当てはまらない。14年以降の近10回に限る