12日放送、TBS「S1」では、ニューヨークヤンキース・田中将大が生出演。右肘の故障による戦線離脱もあり、いまだ不安は残っているものの20試合に投げ、13勝5敗＆防御率2.77という結果でシーズンを終えた。

かつての師・野村克也氏が体調不良により番組を欠席したため、師弟コンビによる掛け合いこそ見られなかったが、来季にも期待がかかる“世界の右腕”が発した主なコメントは下記の通りだ。

・デビュー戦となった、4月5日のブルージェイズ戦は
「そこまで緊張してなかったです」

・カブレラに先頭打者ホームランを打たれたが
「最初のバッターでホームラン打たれるかってすごい思いましたね。マウンドで」

・シーズンを通して
「よくも悪くも試合を作れた。（メジャーのバッターは）全然違いますね。少しミスしただけで、ヒットでは済まないですね」

・復帰となった75日ぶりのマウンドは
「ファンの方々の歓声をグラウンドに出た時に頂けたので嬉しかったです。最初は様子を見ながら投げてました」

・今季の成績で満足するところは
「数字の面ではケガがあったのでないですね。（悔しい思いだけ？）はい。目標とかは全然なかったです」

・日米のボールの違いをほとんど言わなかったが
「違いっていうのはありますし、地域によっての乾燥の具合とかもあるので細かいところが変わってきますけど・・・」

・今季のベストピッチは
「最後、復帰登板した時の川崎選手に対してのフロントドアのツーシームは初めて左バッターに投げた」

・メジャー恒例の仮装をしなかったが
「チームの状況が悪かったりするとやらない年がある。（来年は）多分やらされる。僕も今年はやるもんだと思って・・・。（衣装は）用意されるんで」

・ヒューストンタクシー事件とは
「外食をしてホテルに帰る時にタクシーに乗ったんですけど、行き先を言って走りはじめてすぐタクシーの運転手がふらっとガソリンスタンドに行って給油しはじめて。メーターも回ってる。あんまりそういうことがないのでおかしいなと思いながら。そしたら道端に若い女性3人組がタクシー拾おうとしてて、そしたらその運転手が“乗るか？”みたいな。“いやいや、ちょっと待って。先に送ってって”って話はしたんですけど（苦笑）」

・ジーターについて
「一緒にシーズンを過ごしてきて、どこの球場に行ってもジーターへの声援は他の選手と違いましたし、敵地のファンの方々もジーターの時は声援を送って特別な存在なんだなぁっていうのは思いました」

・来季について
「勝ち星っていうのはピッチャーでコントロールできるものではないので、できるだけ失点を防いでできるだけ長いイニングを投げて一年間仕事したいですね。（フロントドアのツーシームも）少し増やして考えさせられれば、相手を」