くぼきひろこと申します。
先だって私は2012年ドリフトエンジェルスのオーディションを受験（その１、その２、その３、その４、その５、その６）し、元気に不合格となりました。
女ゴコロについた傷も、やっと癒えてきたある日のこと。
オーディションに合格した方々の撮影を見学させて頂けるとのお達しが。(親切奇特メディア・クリッカー様より)


・・・このアフターフォローのキメ細やかさ。慈悲深いんだか、サディスティックなんだかよく分かりません。


しかし、ここで怖気づいてはオンナがすたるというもの。
私を落とした事を後悔してもらおうじゃないの。そして浮かれたオナゴどもにも、一発かましてやるわ。
はらいせに二日酔いで仕上げて、鼻息荒く出発。

場所は東京都港区某所。しゃれたお土地柄であります。
「なんだ港区って。シャべえんだよ。漢は黙って杉並区だろーが(杉っ子)。」とかなんとか気炎を吐きながら入り口へ。


こそこそと案内板を確かめます。電子式！ハイテク！！

しかし、そんな事でびびる私と思うなよ。
「血祭りにあげてやるわ。首を洗って待ってるがいい。アップガレージ様！」と言っている写真です。本当です。
にこやかに見えるのは、もとから顔立ちがユルいのと昨日のお酒のせいです。


FBIエージェントの歩調で、細長い建物(港区)の中を進みます。どうも敵は地下に潜伏中の模様。


・・・みーつけた。


関係者と思しき人や、カメラを持った人達が、スタジオの入り口からあふれかえっています。その奥から、何やら可愛らしげな声が。
本丸はまだ遠そうですが、とりあえず恨み念力殺法を繰り出します。


そして、いざカチコミ！！と勇んでみたものの、どうも順番を待たないと会えないようです。
部屋から溢れた人達の、そのまたさらに最後尾の廊下に収容される私。

・・・・これが格差社会か。
やさぐれていたらコーヒーを買ってもらいました。なんか、私いつも飲食物をもらっています。人って優しいものですね。


ほだされている場合ではありません。撮影を見物すべく、なんとかスタジオ内に。
「どうせ化粧ばっか厚いチャラついた小娘どもなんじゃないの？」
口がどんどん悪くなっていきます。


ジトッとした目つきで覗き込んだ先には・・。


後編に続きます。ドリフトエンジェルスの写真をご期待の向きには、まこと面目ない！
(くぼきひろこ)



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