頑張らなくてもいいんだ…


▶▶この作品を最初から読む

0歳のとき、祖父母ほど年の離れた夫婦に里子として迎えられたサチヨさん。里親から惜しみない愛情を注がれながらも、家族の中で自分だけ苗字が違うという事実に疎外感を抱えていました。

そんなある日、実母から突然「一緒に暮らさないか」という電話が入ります。ついに憧れ続けた「本当のお母さん」との生活を手に入れたサチヨさん。しかし、待ち受けていたのは夢に見た理想とはかけ離れた、過酷な現実でした…。

生みの親と育ての親、そして養護施設。本当の居場所を模索しながら自らの手で人生を切り開いていくまでを描く、実話をもとにしたエピソードをお送りします。

※本記事は米田幸代(原案)、いよかん(漫画)著の書籍『私の人生を食べる母』から一部抜粋・編集しました。

食事は食堂があるので


耐えなきゃ


少しは楽になれるよね…?


着きましたよ


どうぞ入って


案内するからね


飾られた写真


こっちのへやが


今日からよろしくね!


びっくりさせないでねー


安心してね


清潔なお風呂も入れて


食事も出て


あたたかく感じる場所


私もう…


完全に安心していた


原案=米田幸代、漫画=いよかん/『私の人生を食べる母』