【高松宮記念】サトノレーヴ 連覇へ万全 7歳充実期、状態に自信 厩舎の先輩の“軌跡”たどる
「高松宮記念・G1」(29日、中京)
昨年覇者サトノレーヴが態勢万全だ。25日、美浦Wで3頭併せ。力強い脚さばきで好気配を伝えた。海外経験を経て心身ともにタフさを増した充実一途の7歳馬が、厩舎の偉大な先輩キンシャサノキセキ以来となる連覇達成といく。23年スプリンターズS覇者ママコチャ、オーシャンSを制したペアポルックス、悲願のG1初制覇を目指すラストランのナムラクレアも活気十分。タイトル奪取に向けて仕上がりに不安はない。
昨年の最優秀スプリンターのサトノレーヴが、連覇へ向けて高松宮記念に挑む。譲れない王者の座をかけた総仕上げは美浦Wでの3頭併せ。先行したサトノラクローヌ(5歳1勝クラス)、エンジョイドアスク(3歳未勝利)を追走し、6F83秒4−36秒3−11秒8を馬なりでマークして、前者に1馬身先着、後者とは併入した。
会見に臨んだ河原助手は「ほぼ先週で仕上がっていますので、やり過ぎないように」と追い切りの意図を解説。2月中旬の帰厩当初はドバイ遠征を念頭に置いていただけに、余裕を持って十分な乗り込みが進められており「状態はすごく良く、予定通りの追い切りでした」と順調ぶりをアピールした。
昨年は高松宮記念で待望のG1初制覇。その後、香港、英国へ海外遠征を行い、日本スプリント界の代表として存在感を示したものの、いずれも2着に敗れた。その後はスプリンターズSは4着、香港スプリントで9着に終わり、勝ち星から遠ざかっている。
7歳となったが、同助手は「昨年は香港、英国と海外での経験を積んで、どっしりしてきた印象があります。若い時期に長期休養があり晩成タイプですし、今は充実しているなと思います」と年齢的な衰えは感じさせないとキッパリ。連覇を達成すれば10、11年に堀厩舎が送り出したキンシャサノキセキ以来、15年ぶり2頭目の快挙となる。1年ぶりの勝利で厩舎の偉大な先輩の足跡をたどってみせる。
