ビタミンCやβ-カロテンなど栄養バランス◎のオクラで「豆腐ステーキのねばねばソース」


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長く続いた夏の間、冷たいドリンクをガンガン飲んで、エアコンの効いた室内で過ごしていたら、なんだか胃腸の調子が悪い…そんなときは、消化のいい豆腐料理で胃を休めるといいでしょう。今回は、胃の粘膜を保護するねばねば食材も加えた、さっぱり豆腐ステーキのレシピを紹介します!

新谷友里江さん


教えてくれたのは…

▷新谷友里江さん

管理栄養士、料理家。書籍、雑誌広告などで、栄養の知識を生かしたレシピ開発や、フードスタイリングを中心に活躍中。身近な材料で作る、食卓が華やぐ料理に人気がある。Instagram@yurie_niiya

■夏の胃腸トラブルには豆腐&ねばねば食材がおすすめ

冷たいもののとり過ぎで弱った胃には、消化のいい豆腐がエネルギー源として最適です。ねばねば食材は胃の粘膜を保護します。

ねばねば食材

オクラ、なめこ、モロヘイヤ、長いも

胃の粘膜を保護するねばねば食材


胃腸トラブルが気になる方にぴったりの「豆腐×オクラ」おかずを紹介します!

豆腐ステーキのねばねばソース

オクラはビタミンCやβ-カロチンなど栄養バランスGood

豆腐ステーキのねばねばソース


【材料・2人分】*1人分189kcal/塩分1.6g

・もめん豆腐・・・ 1丁(約300g)

・オクラ ・・・6本

・黄パプリカ・・・1/2個

■A

 └白いりごま、酢 ・・・各小さじ1

 └しょうゆ ・・・小さじ2

塩 こしょう 小麦粉 サラダ

【作り方】

1.オクラは5mm幅の小口切りにし、耐熱ボウルに入れて水小さじ1をふる。ラップをかけ、600Wで1分レンチンする。粗熱をとり、Aを加えて混ぜる。

2.パプリカは一口大に切る。豆腐は厚みを半分に切り、水けを拭く。塩小さじ1/4、こしょう少々をふり、小麦粉を薄くまぶす。

3.フライパンに油大さじ1/2を中火で熱し、豆腐、パプリカを入れて約2分焼く。焼き色がついたら上下を返し、こんがりするまで2〜3分焼く。

4.器に盛り、豆腐に1をかける。

* * *

豆腐は焼くと食べごたえがアップします。オクラはとにかくビタミン類が豊富なので、積極的にとりたい野菜。するするっと食べられるあっさり味に仕上げたので、ぜひ作ってみてくださいね!

電子レンジを使う場合は600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。

監修・レシピ考案/新谷友里江 撮影/木村 拓 スタイリング/河野亜紀 栄養計算/スタジオ食 編集協力/ singt 

文=高梨奈々