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きのう東京・明治神宮の鳥居に“落書き”をしたとして、アメリカ国籍の男が警視庁に逮捕されました。

器物損壊の疑いで逮捕されたのは、アメリカ国籍のヘイス・スティーブ・リー容疑者(65)で、きのう東京・渋谷区の明治神宮の第三鳥居の柱部分にアルファベットの文字を刻んで傷をつけた疑いがもたれています。

警視庁によりますと、ヘイス容疑者は自分の右手の爪で“落書き”をしていて、縦5センチ・横6センチの大きさで家族の名前をアルファベット5文字で書いていたということです。

ヘイス容疑者はおととい、家族5人で観光目的で来日し、明治神宮に立ち寄っていました。

取り調べに対し、ヘイス容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

きのう午後3時前、「第三鳥居に傷がついている」と明治神宮の関係者から警視庁への通報で事件が発覚し、防犯カメラなどの捜査でヘイス容疑者を特定し、逮捕に至りました。

明治神宮では今月10日、別の鳥居にも漢字で落書きされているのが見つかっています。