自身のブランド「KAWI JAMELE」の服を寄贈した加藤ミリヤ

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 シンガー・ソングライターの加藤ミリヤが10日、東京・品川区のTOC五反田で行われる「THAT’S FASHION WEEKEND 2024 AUTUMN」(11日から13日、同所13階)のレセプションパーティーに出席した。

 今年でシンガー・ソングライターとしてデビューして20周年。「(20年の間に)ブランドを作らせてもらって洋服を作るということをやってきた。20年といってもすごく時代が変わって、洋服のとらえ方も世の中で変わってきてるな」と振り返った。

 08年に自身のブランド「KAWI JAMELE(カウイジャミール)」を設立。当時は「今と少し違って、プチプラで洋服をすごく買いたいという時代。それが当たり前だったから自分も10年くらいやってきたけど、今は大量生産するというのが違和感がある。これを作りたいと思うのを受注して生産していく」と変化を明かした。変化は自身の服選びにも。「この服をおばあちゃんになっても着るかなと考えて買うようにしている」といい、この日着用した黒のワンピースとジャケットもその一つという。

 「プライベートでは自分が母になったと言うことがとても大きくて」と育児をきっかけに新たな試みも。2児の母として「自分の存在が何かの役に立ちたい」とコロナ禍に青山テルマらと「TRUST ME DARLING」を立ち上げ、子ども支援にも尽力している。児童養護施設に足を運ぶこともあり、「(子どもたちの)『服はほしいけど、古着は嫌だ。みんなと一緒の新しい服がほしい』というのがすごい印象的だった」と明かした。その上で「ファッションバンクってその気持ちが入ってるな」と感銘を受け、この日も服を寄贈していた。