「つい最近まで元気な姿を見ていた」三上大樹アナウンサー テレ朝関係者が明かす急死への動揺
10月8日、テレビ朝日の三上大樹アナウンサーが5日に亡くなっていたことが発表された。38歳の若さだった。テレ朝はメディアの問い合わせに対して、病死としているが、病名などについては明らかにしていない。
09年に入社し、スポーツ番組を中心に活躍した三上さん。今夏のパリオリンピックでも「ジャパンコンソーシアム」の一員として現地に赴き、実況を務めていた。
「学生時代から野球に打ち込んできたといい、入社後も『ワールドプロレスリング』や『熱闘甲子園』、『Get Sports』などスポーツ番組を担当。パリ五輪では男子バスケットボールやバドミントンの実況をしました。帰国後はすぐに甲子園の実況と大忙しでしたが、選手の情報をしっかりと勉強し、現場で取材に時間がかかっても文句を言わない温厚な人柄で、スタッフからの信頼も厚い人でした。通夜には仕事をともにした著名人の方々もかけつけると聞いています」(テレビ朝日関係者)
ところが夏のスポーツイベントがひと段落した頃、体調に異変がーー。
「9月に“風邪が治らない”と病院に行き、そこで病気が明らかになったそうです。9月中旬ごろには体調が急変して緊急入院。突然のことでした。
一緒に仕事をしていたスポーツ局のスタッフは7日に訃報を知らされました。つい最近まで元気な姿を見ていたので、ただただ驚き、動揺しています。子どもも生まれたばかりだと聞いていたので……。本当にショックです」(前出・テレビ朝日関係者)
9月13日放送の『報道ステーション』のスポーツニュースでのナレーションが生前最後の仕事となった三上さん。実直な三上さんのアナウンスは、人々の胸にこの先も刻まれ続けることだろう。