ついに廃止に。

川崎までガッツリ乗り入れる「神奈中」廃止へ

 廃止が決まっている神奈中バスの“長大路線”に、SNSで惜しむ声が寄せられています。


神奈中バスのイメージ(画像:写真AC)。

 その系統は「淵24」淵野辺駅−鶴川駅−新百合ヶ丘駅−登戸駅。相模原市から東京都町田市を経て、川崎市を横断する20.5kmもの長大路線です。現在は土曜朝の1往復のみが走っている、いわゆる免許維持路線で、「ついに廃止か」との声が寄せられています。

 神奈川中央交通らバス事業者は、不採算路線などについて、神奈川県生活交通確保対策地域協議会に退出の意向などを申し出て協議を重ねています。淵24もその一つで、路線廃止とするものが決まったものです。

 廃止の時期は2025年3月末です。同協議会の結果を踏まえ、2024年度中に神奈中バスで計6路線(うち1路線は2024年12月末)の廃止が決まっています。

 このうち1つは、相模原駅−南大沢駅−聖蹟桜ヶ丘駅の「桜84」系統で、こちらも約16.6kmと長大です。同じ路線を運行する京王バスの「桜84」「南84」も2025年3月末の廃止となります。