イスラエルのガザ全域攻撃で60人超死亡、南部に戦車進軍

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Nidal al-Mughrabi

[カイロ 2日 ロイター] - イスラエル軍は2日、パレスチナ自治区ガザ全域を攻撃し、同地区南部ハンユニスで戦車を進軍させた。医療関係者によると、避難民の家族らが避難する学校などが攻撃を受け、少なくとも65人のパレスチナ人が死亡した。

イスラエル軍はハンユニス東部と中部の数か所で戦車による攻撃を行い、少なくとも40人が死亡、数十人が負傷した。現地のラジオ局とイスラム組織ハマスのメディアが明らかにした。

さらに、ガザ市ではイスラエル軍による学校への攻撃で17人、アル・アマル孤児院への攻撃で少なくとも5人が死亡。

2日遅くには、ガザ中部ヌセイラトあるパレスチナ避難民家族が避難する学校が攻撃を受け、3人が死亡、15人が負傷した。イスラエル軍は、この学校には以前ハマスの司令部があり、潜伏するハマス戦闘員を狙ったものだと主張している。