PSGでプレイするイ・ガンイン photo/Getty Images

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今夏に大エースだったFWキリアン・ムバッペがクラブを去り、パリ・サンジェルマンの攻撃陣は大きく変わった。これまでは良くも悪くもムバッペが中心だったが、今はアタッカー全員の力を総動員して戦っている印象だ。

指揮官ルイス・エンリケも開幕から試行錯誤しているが、その中で高い評価を得ている選手の1人が韓国代表MFイ・ガンインだ。

PSGは27日にリーグ・アン第6節でレンヌと対戦したが、エンリケはイ・ガンインを前線中央で起用している。ワイドな位置にはウスマン・デンベレ、ブラッドリー・バルコラが入っており、イ・ガンインは0トップのような役割を担うことに。

レンヌ戦ではイ・ガンインも期待に応えて得点を記録しており、早くもリーグ戦3点目だ。スペイン『as』は「エンリケにとっての王子」とまでイ・ガンインを絶賛しており、新体制のPSGで重要戦力となっている。

ここまでリーグ戦でも全試合で起用されていて、ドリブル成功数はデンベレに次いで2番目に多い9回、チャンスメイク数はDFアクラフ・ハキミの16回に次いで多い15回を記録するなど、攻撃のスタッツも印象的だ。

イ・ガンインが2023年にPSG入りした時は、タレント揃いのPSGでポジションを掴むのは難しいかと思われた。しかし着実に評価を伸ばしており、新体制PSGのカギを握る存在となっている。