フルショットは実はNG!? スコアが劇的に良くなる“スリークォーターショット”とは?

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今回は、今田将星による80台を目指すためのスコアアップのコツをレッスン!

大振りをやめれば精度は劇的に上がる

フィニッシュでシャフトが立つ振り幅!

80台を目指すためには、パーオンはせずとも、2打目をグリーンまわりに確実に運ぶアイアンの精度が求められます。

アイアンの精度を上げるために重要なのは「振りすぎない」こと。プロは100%のフルショットでアイアンを打つことはほとんどありませんが、ショットがバラつくアマチュアの多くは大振りしすぎています。

フルショットが150ヤード。うちランが10ヤードなら、トータル10ヤード減で、
ランが少し増える中弾道をイメージする

150ヤード以下、ミドルアイアン以下のショットでフルショットをやめ、全部スリークォーターショットにすれば、アイアンショットの安定感は見違えるように上がるはず。

トップは左腕が時計の文字盤の9時から10時の位置。飛距離はフルショットよりもトータル約10ヤード減で、低めのライナー系の弾道をイメージしてください。

狭めのスタンスから、振り幅は普段の3/4、シャフトが立つフィニッシュが目安。
打ち込みすぎないのがポイント

【3/4ショットのメリット】フェースがブレずにミート率アップ!方向性抜群のショット

左腕が9~10時に収まるトップが目安。大振りせずに振り幅を抑えることで、軸ブレや余計な上下動がなくなり軌道が安定してミート率が上がる。

フェースの開閉量も減って方向性も向上する

「ライン出し」のようなイメージで!

振りすぎると上下動が大きくなったり、軸ブレが生じてミート率が下がる

レッスン=今田将星
●いまだ・しょうせい/1986年生まれ、熊本県出身。坂田塾でゴルフを学び、大学卒業後ミュージシャンとして活動したのちに、再びゴルフの道へ。「Golf Academy Five elements」でレッスンを行なう。

構成=鈴木康介 
写真=相田克己 
協力=日神グループ 平川CC