楽天・今江敏晃監督【写真:時事】

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◇プロ野球パ・リーグ 楽天 8-1 ロッテ(18日、楽天モバイルパーク)

好機逃さず得点を重ねた楽天が18日の試合に勝利。ここまで5連勝でロッテに「ゲーム差なし」と迫り、勝率で上回ったため、楽天が3位に浮上しました。

18日の試合に関して「ウチらしい攻撃ができたかな」と口を開いた今江監督。「ランナーが出てね、バントだったりそういうのをしっかり絡めながら、相手もそこでミスが起きて、しっかりつけこめたところがよかった」と勝因を振り返りました。言葉通り、この日の先制点は相手の悪送球の間に生まれたもの。その後も相手の暴投の間にホームへ生還、得点を重ねました。

この日の先発はキャリア初の2ケタ勝利・10勝目を手にした藤井聖投手。今江監督は「彼らしく毎回ランナー出して、粘り強く投げてね。打者に助けてもらって、勝ち星をあげるっていう彼らしいピッチング」と笑顔ながらにコメント。さらに「そういう意味で10勝目という節目の、もちろんチームにとっても大きい1勝ですし、彼にとっても10勝って非常に大きいものですし、よく頑張ってくれてる」と力投をねぎらいました。

最後にここまでの連勝について触れられると「この時期にきての連勝、しかも5連勝っていうところも含めて、ただ目の前の試合に本当に一生懸命、必死にやってるだけなので、(休養日はさんで)明後日からもしっかりと目の前の試合をやっていきたい」と意気込みました。