DeNA激震!リーグ2位「打てる捕手」山本祐大が前日の死球により右尺骨骨折で今季絶望 「嘘だと言って」
山本はここまでリーグ2位の打撃成績を残していた(C)KentaHARADA/CoCoKARAnext
15日の広島戦(マツダ)で死球を受け、途中交代となっていたDeNAの正捕手・山本祐大が16日、登録抹消となった。
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山本は15日のゲームの5回の打席で相手先発の常広羽也斗から右手首付近に死球を受けて、途中交代となっていた。
状態が心配されたが、一夜明け、最も恐れていた事態に。球団からの「右尺骨骨折」のリリースをスポーツ紙が一斉に報道すると、ファンの間からも「嘘だと言って」「マジでありえない」と悲しみが拡がっている。残り試合も少なくなる中、今季絶望となった。
プロ7年目の今季、山本にとっては飛躍の年となっていた。ここまで108試合に出場、リーグ2位の打率「.291」、5本塁打、37打点とキャリアハイの成績を残していた。強肩でも知られ、球界に新たに現れた「打てる捕手」として存在感を示していた。
し烈なペナント争いを行っているチームにとっても激イタだ。攻守で存在感を示し、扇の要としてチームを引っ張っていた山本を欠く中で、大事な捕手のやりくり、また攻撃面でも痛手となる。
15日の試合では5回に広島投手陣が山本に与えた死球、また7回にDeNA投手陣が秋山翔吾に与えた死球によって、新井貴浩監督が激高するなど、ヒートアップする場面もあった。
DeNAは16日に骨折した山本とこのところ失点が続いていた中継ぎの山崎康晃を抹消、代わりに上茶谷大河と5年目捕手の東妻純平を昇格させた。
3位の広島を2ゲーム差で追うチームにとっても、全員一丸となってシーズン途中で無念の離脱となった山本の思いを乗せて勝利をもぎ取れるか。16日の試合内容も大きく注目を集めそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]