日曜劇場「ブラックペアン2」天城雪彦ロスからの渡海征司郎へ期待
二宮和也主演のTBS日曜劇場「ブラックペアン シーズン2」の最終回(9/15放送)が放送され、“天城雪彦ロス”の声が続出している(※一部ネタバレを含みます)。
「ブラックペアン」は、元外科医で病理医の作家・海堂尊の小説を原作にした医療エンターテインメント。2018年に放送されたシーズン1の続編である本作は、原作「ブレイズメス1990」「スリジエセンター1991」に基づき、人も金をももてあそぶ悪魔な世界的天才外科医・天城雪彦(二宮)が主人公として描かれる。
最終回では、最悪の状況下で2つのオペが同時に行われ、天城先生をはじめ、佐伯先生や世良先生ら東城大の医師たちが総出するなど、手に汗握る展開が描かれた。さらに、封印されてきたダイレクト・アナストモーシスをめぐる真実、破られたブラックペアンの約束の意味など、すべての謎の真相が明かされた。
それから数年後、世良のもとに東城大を突然去った天城から手紙が届く。天城に会いにオーストラリアを訪れた世良は、天城がすでに亡くなったことを聞かされる。天城の心臓の疾患は、生き別れた双子の弟である渡海先生によって一命をとりとめていたが、完治はしていなかった。夢のスリジエハートセンターの完成を待たずして逝ってしまった天城に対し、SNS上では「全然受け入れられてない」「唯一無二すぎて…その存在が失われた喪失感たるや」といった“天城雪彦ロス”の声が相次いだ。
二宮が一人二役を演じた天城と渡海の夢の共演は叶わなかったが、ラストに渡海が猫田(趣里)とともにスリジエハートセンターを訪れる姿が映し出された。しかも、白衣には「TOJO(東城大)」の文字が。兄の遺志を受け継ぎ、渡海が戻ってきたことを意味するシーンであったことから、「これこれぇ!これを待ってたのよ!」「このシーンはさすがに鳥肌が立った」と盛り上がり、早くもシーズン3や映画化を期待する声が上がっている。(今井優)