【リーグアン】ナント 1-2 スタッド・ランス(日本時間9月16日/スタッド・ドゥ・ラ・ボージョワール)

 途中出場からチームを救った。スタッド・ランスのFW中村敬斗が、後半アディショナルタイムにFW伊東純也のアシストから相手DFの股下を抜く劇的な決勝ゴール。今季初ゴールにはファンからも「感動した」「さすがフィニッシャー」と大歓喜の声が挙がった。

【映像】中村敬斗、「股抜きゴラッソ」で決勝点

 開幕から3試合で1勝1敗1分のスタッド・ランスは、連勝を目指しナントのホームに乗り込んだ。先発には日本代表の伊東が名を連ね、中村ベンチスタートとなった。

 中村は73分から途中出場すると、1-1の同点で迎えた90+1分に大仕事をやってのける。右サイドからのボールをボックス右角で受けた伊東が、素早い反転で前を向き、MFマーシャル・ムネツィとのワンツーも成功。中央に絞った中村にパスを出す。

 中村は左足を伸ばしボールをトラップすると、間髪入れずに右足でシュート。ボールは相手DFの股下を抜いてゴール左へと吸い込まれた。

 解説を務めた中山淳氏は「決して強いシュートじゃないですけど、股下を狙った。彼はここらへんの感覚もあって、いつも狙っていますよね。ファーストタッチが上手いですね」と、中村のシュートセンスを称賛した。

 日本人コンビの連携で生まれた劇的ゴールには、日本のサッカーファンも歓喜。SNSには「ねぇまってやばいって!!!」「さすがフィニッシャー」「感動した」「ほんとシュートうまいよな」「この決定力よ」「日本人コンビきたあああああ」「素晴らしいコース」などの投稿が目立った。

 中村の今季初ゴールが決勝点となり、スタッド・ランスが2-1でナントに勝利。今季初の連勝となった。

(ABEMA de DAZN/リーグアン)