ウーデゴー、ライス、冨安ら欠くアーセナルが今季最初のノースロンドンダービー制す トッテナムに攻め込まれるも昨季最少失点の堅守健在でゴールに鍵をかける
プレミアリーグ第4節トッテナム対アーセナルの一戦が、トッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われた。
ホームチームのトッテナムがほぼベストメンバーであるのに対し、アウェイチームのアーセナルはマルティン・ウーデゴー、デクラン・ライス、冨安健洋らを欠いてこの試合に臨んだ。
前半序盤で主導権を握ったのはアンジェ・ポステコグルーのトッテナムだ。前半終了後に記録した67%のポゼッション率が示すようにボールを保持する時間が長く、守備時は積極的なハイプレスで相手のビルドアップを阻害していた。
一方のアーセナルは前述したようにウーデゴーとライス、要となる2人を欠いており、このノースロンドンダービーではジョルジーニョ、トーマス・パルティ、レアンドロ・トロサールの3人が中盤を構成している。
主力を欠いた影響かボール保持の時間は増やせず、チーム最大のストロングポイントであるブカヨ・サカにボールが入らない。
37分にはユリエン・ティンバーとペドロ・ポロが交錯した流れから互いの選手がヒートアップしてしまい、主審のジャレッド・ジレットは前半だけで両チーム合わせて7枚のイエローカードを提示している。
後半は互いに選手交代なく始まり、カウンターから相手ゴールを目指す。すると、64分右サイドのコーナーキックからガブリエウ・マガリャンイスが均衡を破る先制ゴールを挙げた。
前半に続きトッテナムが6割以上のボール保持率をキープするも、思うようにアーセナル守備陣を崩せない。特に中央が堅く、ジェイムズ・マディソンらが突破のため工夫を凝らすが、シュートに持ち込むことができない。
そのままスコアは動かず、今季最初のノースロンドンダービーはアーセナルに軍配が上がった。前半序盤は完全にトッテナムペースだったが、その時間に得点を奪えなかったことが敗因といえるだろう。対するアーセナルは攻撃で迫力を欠くも、得意のセットプレイから決勝点を挙げた。昨季リーグ最少失点の堅守は今季も健在で、守護神GKダビド・ラジャは5セーブを記録し、ゴールに鍵をかけた。
トッテナム 0-1 アーセナル
【アーセナル】
64分 ガブリエウ・マガリャンイス
セットプレーからアーセナル先制‼️
— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) September 15, 2024
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