イングランドは2部の戦いも熱い photo/Getty Images

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イングランドのサッカー熱は特別だ。プレミアリーグはもちろんだが、2部以降のカテゴリーも大きな注目を集める。

UEFAがまとめているが、昨季イングランド2部にあたるプレミア・チャンピオンシップでは合計1270万人の観衆を記録している。チャンピオンシップの場合は24チームと参加チームが多いことも関係しているが、それでも凄い数字だ。1試合平均にすれば2万3000人を集めていることになる。

UEFAは「昨季のチャンピオンシップは大きな支持を集め、1試合あたり2万3000人を集めた。これは欧州のリーグでは7番目に高い平均の数であり、総観客数1270万人は世界でも2番目の多さだ。イングランドの熱量は他に類を見ないものだ。3部でも500万人以上、4部では350万人、5部と6部のカテゴリーでも300万人近くの観衆を記録している」と伝えている。

昨季のチャンピオンシップでは、最も観衆が少なかったゲームでもロザラム・ユナイテッドVSブリストル・シティの9220人となっているため、2部リーグとは思えぬ集客力だ。また、2022-23シーズンは1035万人となっていたため、前のシーズンから観衆が増えている点も見逃せない。

これがイングランドの強さを支えるベースとなっているのだろう。スタジアムはどこも雰囲気が抜群で、改めてサッカー熱を感じさせる数字となっている。