ロフタス・チークはもっと早くチェルシーを離れるべきだった？ 「僕はその機会を逃したと思う」

2023年にチェルシーを離れてミランへ移籍したMFルベン・ロフタス・チーク。同選手は2004年からチェルシーのアカデミーに在籍していて、アカデミー時代から注目されていた選手だった。

その後2015年にはトップチームデビューを飾っていて、当時はチェルシーのアカデミーが生み出した最高クラスの選手とも考えられていた。しかし、チェルシーでポジションを守っていくのは簡単ではない。ロフタス・チークは怪我もあったが、なかなか定位置を掴めなかった。

『The Times』によると、ロフタス・チークはもう少し早くチェルシーを離れても良かったかもしれないとキャリアを振り返っている。

「チェルシーのアカデミーは素晴らしい。あそこでサッカーのスタイルを学び、技術も磨ける。ただ、15歳か16歳になればユースレベルの頂点に達することになり、そこからは別のクラブでプレイすることを考え始めた方がいいかもしれない。成長するための最良な方法は試合に出てプレイすることだからだ。それはどこか別の下位クラブの方が達成しやすい。僕はその機会を逃したと思う」

ロフタス・チークはクリスタル・パレス、フラムにレンタル移籍していた期間もあるが、それ以外はチェルシーに留まっている。昨夏にミランへ完全移籍することになったが、もっと早く他クラブに向かっていれば出番を増やせたかもしれない。