U-23・長久保滉成【写真:Getty Images】

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初戦で敗れたプエルトリコと再戦…リベンジを果たした

「第5回 WBSC U-23ワールドカップ」が15日、中国・紹興市で決勝戦が行われ、野球日本代表「侍ジャパン」がプエルトリコを下して優勝を果たした。2大会連続3度目の栄冠を手にしている。

 侍ジャパンU-23代表は初回、連打と死球で無死満塁のチャンスを作ると、1死後から相手のエラーとフィルダースチョイスの間に2点を先制した。先発・長久保滉成投手(NTT東日本)はピンチを招きながらも、味方の好守などで得点を許さない。援護したい打線は、2回から登板した左腕ラボーイに封じられていたが、6回に代わったコロンから西村進之介外野手が貴重な追加点をマーク。相羽寛太内野手も続き、リードを4点に広げた。

 長久保は4回4安打無失点、1四球1奪三振で降板。5回から笹森公輔投手(東芝)がマウンドに上がり、無失点リレーで完封。ナインは歓喜を味わった。

 川口朋保監督率いる侍ジャパンU-23代表は、6日から「第5回 WBSC U-23ワールドカップ」を戦った。初戦でプエルトリコ代表に1-6で敗れたものの、オープニングラウンド(グループA)を4勝1敗で勝ち抜け。続くスーパーラウンドでは、ベネズエラ、ニカラグア、韓国を下して決勝へと駒を進めていた。日本はメキシコ開催の第1回大会と、台湾開催の第4回大会で優勝しており、今回で2大会連続3度目の世界一となった。(Full-Count編集部)