前節マインツ戦でのチェイス・アンリ　photo/Getty Images

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14日（現地時間）、シュツットガルトはブンデスリーガ第3節でボルシアMGと敵地で対戦する。

昨季は優勝したレヴァークーゼンに次ぐ2位でシーズンを終えたシュツットガルトだが、今季は開幕から2試合を終えて1敗1分けと未だ勝利がない。シーズン序盤での悪い流れを早急に断ち切るために、アウェイゲームとは言えボルシアMG戦では勝ち点3を取りたいところだろう。

この週末の試合に先立ってブンデスリーガ公式サイト、ドイツ誌『Kicker』は両チームの予想メンバーを発表。両メディアともにボルシアMGでは板倉滉、シュツットガルトではチェイス・アンリをスターティングメンバーに入れている。予想通りとなれば、チェイスはマインツ戦に続いて2試合連続での先発出場となる。

しかし、ボルシアMG戦はシュツットガルトだけでなくチェイス個人にとっても非常に重要な試合になりそうだ。元々開幕前に怪我人続出で手薄になっていた守備陣の穴を埋めるような形でチェイスに試合出場のチャンスが回って来ていたのだが、センターバックのレギュラー候補であるアントニー・ルオーやダン・アクセル・ザガドゥは既にチーム練習に復帰していて、セバスティアン・ヘーネス監督も12日に行われた定例記者会見で両選手の状態について以下のように語っている。

「アントニー・ルオーは今日のトレーニングの大部分を他の選手達と一緒に行った。週末の試合に向けたベンチ入りメンバーのオプションになり得ると思う。ダクソ（ザガドゥの愛称）もオプションの一つだ」　

センターバックのレギュラーポジションを死守するためには、無失点での完封勝利がチェイスにとって最高の結果だろう。