オーストラリアがアウェーの洗礼「ファンが14人だった」 監督は2戦連続不覚で落胆「非常にがっかり」
オーストラリアはインドネシアとドロー
北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の第2戦が9月10日に行われ、日本と同じグループCではオーストラリア(FIFAランク24位)がインドネシア(同133位)とアウェーで対戦し、0-0で引き分けた。
ホームでの初戦を0-1で敗れていたオーストラリアは、2試合を終えて勝ち点1止まりとなり、グラハム・アーノルド監督は「非常にがっかりしている」とコメントした。英メディア「Guardian」が伝えている。
初戦でバーレーンに0-1と不覚を取ったオーストラリアだが、その5日後のインドネシア戦でも勝ち点3を得られなかった。最終予選では上位2位に入れば、W杯の出場権を獲得することができる。日本とバーレーンの試合前に、すでにグループ5位となっているオーストラリアだが、アーノルド監督は「まだ8試合あり、現時点で2位は勝ち点4だ。そのため惨事というわけではないが、家に帰ってからたくさんのことを考えなければいけない」と、コメントした。
初戦のバーレーン戦では試合内容も乏しかったオーストラリアだが、この試合ではパフォーマンスは改善した。しかし、アジアカップでの対戦では4-0で勝利した相手に対し、19本のシュートを放ち、CKも15本あったが最後までゴールネットを揺らせなかった。
「パフォーマンスは大幅に向上したし、選手たちは頑張ったが、非常にがっかりしている。私たちは何度のチャンスをつくりだした? 難度のチャンスがあった? そしてこれは1年以上、課題であり続けている。選手たちはとても良くやったと思う。ここにきて完全なアウェーで、私たちのファンが何人いるか数えたが14人だった。そこで選手たちは懸命に頑張った。彼らは全員が最初の試合でのパフォーマンスが十分ではなかったと認めていた。今、そこ(ロッカールーム)にいるが、結果はひどく感じている」
10月には2連敗スタートとなった中国、そして日本との対戦が控えるオーストラリア。5大会連続でW杯に出場しているオーストラリアは、スタートダッシュを切ることに失敗しただけに10月の2試合は目の色を変えて臨んでくるだろう。(FOOTBALL ZONE編集部)