パリ五輪で大きく評価を上げた小久保 photo/Getty Images

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U-23フランス代表対U-23スペイン代表という決勝戦になったパリ五輪。決勝でも激戦が繰り広げられ、延長戦の末に5-3でスペイン代表が優勝を果たした。

金メダルはスペイン、銀メダルはフランス、銅メダルはモロッコという結果に終わったパリ五輪。そんななか、英『GIVEMESPORT』はデータサイト『SofaScore』のパリ五輪での各ポジションの平均採点が高い選手順にベストイレブンを選出している。フォーメーションは[4-3-3]となっており、メンバーは下記の通りとなった。

GK
小久保玲央ブライアン/日本(7.20)

DF
アクラフ・ハキミ/モロッコ(7.85)
ロイク・バデ/フランス(7.62)
オマル・ファイド/エジプト(7.44)
フアン・ミランダ/スペイン(7.08)

MF
フェルミン・ロペス/スペイン(8.02)
ティアゴ・アルマダ/アルゼンチン(7.78)
ディエゴ・ゴメス/パラグアイ(7.95)

FW
マイケル・オリーセ/フランス(8.37)
ソフィアン・ラヒミ/モロッコ(7.80)
アブデ・エザルズーリ/モロッコ(7.40)

やはり注目したいのは日本代表から唯一選ばれた小久保だ。数々のビッグセーブを見せた小久保は同メディアの平均採点ではGKトップとなっており、世界にも衝撃を与えたようだ。英『GIVEMESPORT』はパリ五輪での小久保をこのように評価している。

「ベルギーのプロリーグ、シント・トロイデンVVでプレイする23歳の小久保は日本のグループリーグ3試合すべてで無失点を記録し、100%の成績で決勝トーナメントに進出した。残念ながら、彼らは最終的な優勝チームに敗れたが、国際大会で3つのクリーンシートを達成することは、やはり素晴らしい偉業である」

日本でも小久保はSNSで「国防ブライアン」というワードがXのトレンド入りするなど、多くの注目を集めたが、日本が誇る守護神のパフォーマンスは世界をも驚かせたようだ。