【独自】高齢ドライバー車が暴走 弧を描くように…反対車線のガードパイプに衝突 停止後も「アクセルふかす」 名古屋市

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名古屋市で18日、高齢ドライバーが暴走事故を起こす一部始終をカメラが捉えた。「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話す高齢ドライバーの車は、ガードパイプに衝突、停車した後もアクセルを踏み続けていたようだった。

えっ!?と思った時には…“衝撃音”

名古屋市で18日午後2時半過ぎ、信号待ちをしていた車の後方カメラに映ったのは、高齢ドライバーの車が暴走事故を起こす瞬間だ。

1台の黒い車が駐車場から出庫しようしたため、信号待ちをしていた車は、駐車場から出てくる車のため少し前に車を動かした。

しかし、黒い車はアクセルをふかす音とともに、急発進。

電柱にぶつかりそうになり、慌ててハンドルを切るが制御できず、そのまま反対車線へ飛び出した。

それでも止まらず、歩道へと乗り上げ、さらにガードパイプにぶつかってようやく止まった。

現場を目撃していた人は、「『えっ!?』と思ったときにはもう、ドーンとぶつかって、音がすごくて…」と事故を振り返った。

停車後もアクセル踏み続けたか

目撃者は今回の事故について、「アクセルとブレーキたぶん間違えていると思うんですよ。高齢者マークも見えたんで、あー踏み間違えちゃったのかなと思って」と推察。

事故を起こした黒い車には運転手が高齢者であることを示す“高齢者運転者標識”が貼られていた。

また、目撃者は事故直後の様子について「ぶつかった後にふかしている音聞こえているので」と話した。どうやら事故を起こしたドライバーは気が動転し、ぶつかって停車した後もアクセルを踏み続けていたようだ。

警察によると、運転していた高齢の男性は、「アクセルとブレーキを踏み間違えた」と話しているという。
(「イット!」 6月20日放送より)