アストン・ヴィラが獲得を目指すチェルシーDFマートセン photo/Getty images

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今夏、アストン・ヴィラとチェルシーの間で選手のトレードが行われる可能性がある。

英『The Telegraph』によると、プレミアリーグのアストン・ヴィラは今夏の移籍市場でチェルシーに所属するオランダ代表DFイアン・マートセンの獲得を目指しているという。チェルシー行きが噂されるコロンビア代表FWジョン・デュランとのクラブ間トレードという形で獲得を画策しているようだ。

マートセンはチェルシーの下部組織出身の22歳のDF。今季はレンタル先のバーンリーからチェルシーに復帰するも思うような出場機会は掴めず、今年1月からは半年間のレンタル移籍でドルトムントに加入。ブンデスリーガ初挑戦となったマートセンだったが、左サイドバックの主力に定着すると、リーグ戦では16試合2ゴール2アシスト、チャンピオンズリーグでは6試合1ゴールを記録するなど、素晴らしい活躍を見せていた。

そんなマートセンに熱視線を送っているのが、アストン・ヴィラだ。ウナイ・エメリ監督は同選手を高く評価しており、獲得を熱望しているとのこと。また同メディアによると、今夏の移籍市場でFFPの規定に従うために選手を売却する必要があるアストン・ヴィラだが、デュランとのトレードという形でマートセンを獲得することで、純支出をかけずにクラブの強化を図るという考えがあるようだ。

アストン・ヴィラは来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得しており、マートセンにとっては魅力的な移籍先となるだろうが、果たして移籍は実現するのだろうか。