9回、小郷(中央)は中越えに逆転サヨナラ打を放ち、ナインから手荒い祝福を受ける(撮影・佐藤厚)

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 「楽天7−6巨人」(11日、楽天モバイルパーク)

 楽天が劇的なサヨナラ勝ち。交流戦単独首位を死守した。

 2点を追う九回、バルドナードの乱調につけこみ、1死一塁から3連続四球で押し出し四球を選んで1点差。さらに2死満塁と追い込まれたが、小郷が右中間へ決勝打を放った。

 二回、四回に3点ずつを失う苦しい展開。だが、八回に浅村の2ランで2点差に迫ると、九回は相手の守護神・バルドナードにしぶとく食らいついた。

 交流戦首位を争うソフトバンクが勝利。負けていれば並ばれていただけに、価値ある1勝に本拠地がお祭り騒ぎとなった。