牛肉・牛骨とわかめの旨味たっぷり! 冷麺よりも食べやすい「オットゥギ 牛肉わかめスープラーメン」【アジア袋麺レシピ】

写真拡大 (全8枚)

【アジア袋麺レシピ】

今回の調査内容:
韓国式の絶品わかめラーメン「オットゥギ 牛肉わかめスープラーメン」。具材をプラスすることで、アジア袋麺が贅沢ラーメンへ変身するかを確かめる!

*  *  *

韓国には様々な絶品グルメがありますが、やはりなんと言っても代表格は焼肉! そして、焼肉を食べるとき、そのお供としてわかめスープやラーメンをいただく場面も多いものです。

そんな本格焼肉屋の味を手軽に楽しめるインスタントラーメンが「オットゥギ 牛肉わかめスープラーメン」。深い緑色のパッケージはまさにわかめ推し!

▲「オットゥギ 牛肉わかめスープラーメン」のパッケージ表裏

日本的感覚で言うラーメンは、鶏ガラや豚骨出汁が一般的ですが、このオットゥギ 牛肉わかめスープラーメン」は牛骨ベースのラーメンとのこと。具材を加えていただいてみることにしました。

■スープとかやくは水の段階から入れる! 麺を入れたら2分で完成

▲「オットゥギ 牛肉わかめスープラーメン」の中身

まずはパッケージを開けて、中身を並べてみました。ちぢれた麺は少し細めで、他には小袋が2つ付いています。それぞれ、かやく(具材)とスープの袋です。

原材料をチェックすると「牛肉風味ペースト」をはじめ、「牛骨エキス」や「ビーフフレーク」など牛由来の材料が複数書いてあります。何でも「ヤンジモリ」と呼ばれる牛の腕肉を使っているそうで、ビーフの風味をまるごと味わえそう。

さっそく作っていきましたが、スープとかやくは水の段階から入れるのが「オットゥギ 牛肉わかめスープラーメン」の特徴です。そのまま沸騰させたところで、麺を入れて2分で出来上がり。

▲スープとかやく類を水の段階から入れて沸騰させ、沸騰したところで2分麺を入れて完成

これだけの簡単ぶりですので、別途具材も加えることに。薄切りの牛肉とネギの輪切りをフライパンで軽く炒めて、完成したラーメンの上にトッピングすることにしました。これで袋麺が贅沢ラーメンに進化してくれることを期待します。

▲別途具材を炒めて加えることにしました

 

■スープ感覚・シメ双方にイケる万能袋麺!

▲完成した「オットゥギ 牛肉わかめスープラーメン」

というわけでアッという間に完成しました!

水から炊くことでわかめが膨大に膨らみ、その旨みが牛骨スープともよく合い、なかなか滋味深い味わいです。そして、細めの麺もこれまた美味で、滋味深いスープを持ち上げてくれます。もちろん、別途加えたトッピングとの相性も抜群で、一気に本格的で食べ応え十分のラーメンに変化しました。

まるで焼肉屋さんの本格ラーメンのようでもあり、スープ感覚としていただくのもヨシ、シメの一杯としていただくのもヨシの万能袋麺だと思いました。

 

■辛味のちょい足しで、旨味がより引き立つかも?

しみじみと旨味を感じられる「オットゥギ 牛肉わかめスープラーメン」。ただし、辛味はほとんど感じられないため、辛味好きな方はラー油を回しかけたりコチュジャンを少量溶かして食べると、味わいがまたガラリと変わるようにも思いました。

まとめ:
完成度の高い「オットゥギ 牛肉わかめスープラーメン」に、具材を加えることで確かに贅沢ラーメンに変身した!

ただし、いずれにしてもさっぱり系麺ではあります。「韓国のラーメンって全部辛いんでしょ」という先入観を覆す一品でもあり、驚き度も高い袋麺でもあると思いました。

一般スーパーでは入手しにくい「オットゥギ 牛肉わかめスープラーメン」ですが、韓国食材店やネットショップなどで手に入りますので、ぜひ一度味わってみてください。韓国の袋麺の滋味深い味わい、そして奥深さ、超オススメです!

<取材・文/中西ふみえ、松田義人(deco)>

松田義人|編集プロダクション・deco代表。趣味は旅行、酒、料理(調理・食べる)、キャンプ、温泉、クルマ・バイクなど。クルマ・バイクはちょっと足りないような小型のものが好き。台湾に詳しく『台北以外の台湾ガイド』(亜紀書房)、『パワースポット・オブ・台湾』(玄光社)をはじめ著書多数

 

【関連記事】
◆この中華鍋がなければ横浜中華街の「味・価格」は変わっていたかも? カリスマ中華鍋・山田工業所の工場を訪ねて分かった人気の秘密
◆キッコーマンおすすめの「オムライス」とは? ケチャップの特性を活かした定番レシピを実践調理で教えてもらった
◆美味しさも進化した「防災食」最前線【わが家の最新エマージェンシーギア選び】