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5月16日正午すぎ、徳島市金沢にある県営住宅の8階にある鉄製の防火扉が突然開き、近くにいた住人2人がけがをする事故が起きました。

この日、徳島市では最大瞬間風速21.2mを観測する強風が吹いていて、この風が事故の原因とみられています。

この事故をうけ、17日、徳島県では担当の職員や防災設備の設置業者ら5人が、同様の防火扉のある小松島市と石井町の県営住宅で点検を行いました。

点検では、熱感知器で異常を感じた際に防火扉が正常に作動するか、扉に劣化や傷みはないかなどを確認し、異常は見つかりませんでした。

(徳島県住宅課 胗本茂喜課長補佐)
「事故原因を究明し、メーカーとも協力しながら、今後このようなことが起こらないように、同様の団地について対策を講じたいと考えている」