掲載:THE FIRST TIMES

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■「この作品のお話をいただいたとき、今まで映画の歌を歌うことはあっても出演する側になるなんて想像もしていなかったので、ただただ驚きました」(milet)
中島健人主演、milet映画初出演(ヒロイン)、三木孝浩監督の劇場公開最新作の製作が決定した。

大学時代にお互いひと目惚れして結婚した<リク>と<ミナミ>。小説家を目指していたリクは、ミナミのサポートのかいもあり、一気に人気のベストセラー作家に。一方、歌が好きだったミナミは歌手の夢がままならず、毎日仕事ばかりで忙しいリクとのすれ違いの生活に孤独を感じていた。

そんなある日、リクの心ないひと言がきっかけでふたりは大喧嘩してしまう。翌朝リクが目を覚ますとミナミの姿はなく、出版社に打ち合わせに行くも出会う人々とまったく話がかみ合わないことに戸惑いを覚える。なんと人気作家だったはずの自分は文芸誌のイチ編集部員になっており、街には天才シンガーソングライターとして活躍する、自分とは知り合ってもいない“前園ミナミ”の姿と曲が溢れていた。リクは困惑しながらも、人生のすべてを取り戻すべく奔走していく――。

いちばん大切な人と出逢わなかった“もしもの人生”を描く、ファンタジック・ラブストーリーが誕生!

主人公の神林リクを演じるのは、中島健人。近年ではドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(2020年/NTV)、『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(2023年)、Netflix 映画『桜のような僕の恋人』(2022年)、映画 『ラーゲリより愛を込めて』(2022年)、『おまえの罪を自白しろ』(2023年)など、演技の幅を広げて俳優としてのキャリアを重ね、2024年世界同時放送&配信予定のHuluオリジナル海外ドラマ『Concordia(コンコルディア)』(仮題)にも出演する中島。本作では夢を目指していた大学時代から成功・挫折を経て、すべてを取り戻そうと奔走する20歳から30歳の主人公の人生を演じ、自身も30歳を迎える節目の年に本格ラブストーリーに挑む。

ヒロインの前園ミナミを演じるのは、シンガーソングライターのmilet 。4年連続でNHK紅白歌合戦に出場、
東京2020オリンピック閉会式でも歌唱した他、『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』(2023年) オープニング&エンディング主題歌でのMAN WITH A MISSIONとのコラボも話題となった。数々のドラマ主題歌も手がけ、海外でのライブも人気を呼んでいる。本作が映画初出演となり、シンガーソングライター活動と、すれ違いの結婚生活に不満を募らせる妻・ミナミ役という、振れ幅の大きな演技に挑戦する。

本作は、日本で2021年に公開されたフランス映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』(原題:Mon Inconnue)を元に、現代の日本ならではの舞台、キャラクター設定に一部改変し、リメイク。作品タイトルは追って発表となる。

メガホンをとるのは、『陽だまりの彼女』(2013年)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016年)、『きみの瞳が問いかけている』(2020年)、『今夜、世界からこの恋が消えても』(2022年)など数々の映画で監督を務める恋愛映画の名手・三木孝浩。みずみずしく透明感のある映像と温かい眼差しをもって描かれる登場人物の心理描写に定評があり、これまでも劇中で音楽を印象的に描いてきた三木監督の真骨頂とも言える演出と、最旬のキャストとのタッグに期待が高まる。

■中島健人 コメント
「誰もが大共感できる最高の恋愛映画」に出逢えた気がします。