女優の篠田麻里子が、20日にスタートしたテレビ朝日系ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(毎週土曜23:30〜)の放送内で、主人公の妻である綾香役として出演することが明らかに。このたび篠田がコメントを寄せた。

篠田麻里子テレビ朝日提供

○■鈴木おさむ、地上波連ドラ最後の作品『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』

大竹玲二氏による人気漫画『離婚しない男』(講談社ヤングマガジンKC)をドラマ化する今作は、妻の不倫に気づかぬフリをしながら不倫の証拠を日々収集し、わずか1割と言われる父親の親権獲得を目指す男の姿を描くリコン・ブラックコメディ。主演の伊藤淳史が演じる主人公・サレ夫=不倫サレた夫である岡谷渉が悔しさのあまり歯が抜けたり、佐藤大樹(EXILE/FANTASTICS)扮する探偵・三砂裕、水野美紀演じる敏腕弁護士・財田トキ子という癖の強いキャラクターたちが登場したり、小池徹平がミステリアスなアプローチで芸能事務所の統括マネージャー・司馬マサトとして狂気を見せたりと、見どころ満載の第1話が放送された。

そんな中、長らくベールに包まれていた今作のヒロインであり、マサトとの不倫に溺れていく渉の妻・綾香役の正体が明らかに。綾香に扮し、体当たりの演技で小池と熱の入ったラブシーンを披露したのは、篠田。2006年にAKB48のメンバーとして芸能界デビューを果たし、その後、モデルや女優、バラエティ番組からファッションブランド・プロデュースまでマルチに活躍し、一人娘の母親としての一面も兼ね備える彼女が、過激に、妖しく綾香を演じ切る。





○■篠田麻里子、“悪嫁”役で濡れ場も…今作のヒロイン熱演

愛娘の心寧をマサトからスカウトされ、娘を人気子役にしたい一心で熱心なステージママと化していく綾香。しかしその裏では、燃えるようにお互いを求めあうマサトとの激しい“禁断の情事”が。番組開始約3分後には、さっそく綾香とマサトとの濃厚なキスシーンが描かれた。さらに綾香は鈴の付いた首輪をマサトにつけられ、夫・渉のいるマンションの隣室で妖艶に絡み合う。首元の鈴をマサトから鳴らされる愛撫にさえ反応してしまうが、声を出せばすぐ隣には渉が。それでも恍惚の表情で、マサトからのセクシャルなリクエストに応え続け、そんな2人の会話はまさに“鈴木おさむワールド”全開。「No or Yes?」とマサトに聞かれ、ためらいながらも「……Yes」とささやくと肌が露わに。最後には、渉のことなどすっかり頭の片隅にもないような“本能の叫び”を見せた。このほかにも、「ナッシングだよ」などインパクト満点のセリフも。マサトとの不倫で大胆に乱れる濡れ場を見せる一方で、渉と接する際には、義父が心寧のためにせっかく用意したハンバーグを「味が濃い」といった理由で食べる前に流し台に容赦なく捨て去るなど、鬼嫁ぶりを披露する綾香。このコントラストを、篠田が体現する。





○■篠田麻里子、“出産後の不安や寂しさ”に母として共感

“稀代の悪女”綾香役に対し、今作のオファーがあった際の心境を篠田は「とても驚きました。鈴木おさむさんとプロデューサーの方々の中で私の名前があがったということがすごく嬉しかったです。不安や葛藤もあり、私にできるのかなと思っていましたが、脚本を読んでみると、とても面白い作品だったので、ぜひチャレンジしたいと思いました!」と、挑戦者の気持ちで挑んだことを明かす。また、綾香という役柄について「すごく本能で生きていて、一生懸命ぶつかり不器用ながらもどこかほっとけないピュアさを持っている女性だと思います。夫婦のすれ違いから不倫に至るまでの背景を自分なりに解釈して、綾香の悪い部分と綾香なりの正義や気持ちなどを表現できたらと思いました。そして、母として共感できた、出産後の不安や寂しさ、社会から取り残されたような感覚、綾香としてはまっすぐに生きること、そして、とことん振り切ることを意識して演じました」と語った。「キャスト陣とは子育ての会話で盛り上がって、ずっと子どもの話をしていました」と、和気あいあいとした雰囲気の中で撮影が進んでいるという今作。「今回、大胆なシーンも多く、過酷な撮影も続きましたが、自分なりにとても葛藤しながら全力でぶつかった作品となっています。おさむワールド全開の見応えたっぷりのリコン・ブラックコメディとなっておりますので、ぜひ皆さんご覧ください!」とアピールした。





今回の篠田の出演発表を受け、メインビジュアルにも綾香が登場。クールに綾香を膝に抱くマサト、肌も露わな状態で彼に抱かれながら意味深な笑顔でこちらを見つめる綾香、そして、彼らが抱擁するソファの下で、複雑な表情を浮かべる渉。今後さらに大胆かつ過激になっていくマサトと綾香の地上波ギリギリの濡れ場に加え、“おさむワールド”がさく裂する世界観のもとで、どんどん明らかになる綾香の過去や、渉との夫婦関係の行方、マサトとの不倫の衝撃的な結末に注目だ。



○■篠田麻里子(岡谷綾香役)コメント

今作への出演オファーをいただいた際は、とても驚きました。鈴木おさむさんとプロデューサーの方々の中で私の名前があがったということがすごくうれしかったです。不安や葛藤もあり、私にできるのかなと思っていましたが、脚本を読んでみると、とても面白い作品だったので、ぜひチャレンジしたいと思いました! 原作が面白いのはもちろんのこと、鈴木おさむさんの地上波連ドラ最後の脚本となる作品ということで、おさむワールドも炸裂していて、良い意味でとてもぶっ飛んでいました。セリフ一つひとつも普段なかなか使わない言葉が飛び交っていて、とても面白い脚本だなと思いました。

今回、私が演じさせていただく綾香はすごく本能で生きていて、一生懸命ぶつかり不器用ながらもどこかほっとけないピュアさを持っている女性だと思います。夫婦のすれ違いから不倫に至るまでの背景を自分なりに解釈して、綾香の悪い部分と綾香なりの正義や気持ちなどを表現できたらと思いました。そして、母として共感できた、出産後の不安や寂しさ、社会から取り残されたような感覚、綾香としてはまっすぐに生きること、そして、とことん振り切ることを意識して演じました。

撮影現場、スタッフさんやキャストの皆さんとも仲が良く、とても賑やかで楽しい現場です。キャスト陣とは子育ての会話で盛り上がって、ずっと子どもの話をしていました。ドラマは不倫がテーマですが、裏では皆さん、きちんとパパママをやっていました(笑)。

今回、大胆なシーンも多く、過酷な撮影も続きましたが、自分なりにとても葛藤しながら全力でぶつかった作品となっています。キャストやスタッフの皆さんと一緒に乗り切り、私自身もとことん振り切って綾香を演じさせていただきました。コメディの裏には、それぞれの愛の向け方、すれ違いなど、皆さんに共感していただける部分も多いと思います。おさむワールド全開の見応えたっぷりのリコン・ブラックコメディとなっておりますので、ぜひ皆さんご覧ください!